思いやりを持ち、心に寄り添える看護をモットーにしています
~看護部長からのメッセージ~ 看護部長 上岡 由美子
松山市民病院は、1956(昭和31)年の開設以来、急性期医療、二次救急医療を中心に地域医療に貢献して参りました。
当看護部は、「思いやりの医療をもって地域医療に貢献する」という病院理念の下、「思いやりを持ち、心に寄り添える看護」をモットーに、看護の専門性を発揮し、入院から退院まで安心して過ごせる療養環境を提供することを大切にしています。そのために患者さんやご家族を第一に考える優しさと、専門職として自立(自律)した行動がとれる、豊かな人間性を身につけた人材の育成に努めて参ります。同時に、地域の急性期医療、二次救急医療に貢献できるジェネラリスト・スペシャリストの育成にも取り組んで参ります。
医療を取り巻く環境は刻々と変化し、松山二次医療圏は急激に高齢化が進み、地域包括ケアシステムの構築を含めた地域の医療機関、介護施設、訪問看護ステーションなどとの連携が大変重要となっています。「医療」と「生活」の視点を持ちながら、患者さんの人格・意思を尊重し「その人らしさ」を大切にしたいと考えています。
また、就労環境の改善にも積極的に取り組み、人材の定着・ワークエンゲージメントの実現とワークライフバランスの推進に取り組んでいます。
「ここで輝け!! 私の看護!」をキャッチフレーズに2024年はスタートします。
半世紀以上の伝統を受け継ぎ、更なる躍進を遂げるため、地域の皆様から選ばれ、職員から愛される病院であり続けるために努力する所存です。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
理念・方針・目標
理念地域の皆様の信頼に応え、思いやりのある質の高い看護を提供します。
方針
- 個人を尊重し、根拠に基づいた看護を実践します。
- 専門職としての誇りを持ち、自立(自律)した人材を育てます。
- 看護職員一人ひとりを大切にした、活気ある職場づくりに努めます。
- 接遇の向上を図り、良質な患者サービスの提供を目指します。
- 看護の提供と経営効率の調和に努め、健全な病院経営に貢献します。
目標
- 病院理念と経営指標に基づく部署運営に取り組み、経営の効率化を図り、病院経営を支える
- 退院前・後訪問、同行訪問を行い、より地域に密着した在宅療養支援等、地域貢献に取り組む
- 周術期から緩和ケアまで、がん看護に強い看護師の育成と、救急医療を担う看護実践能力の向上を目指す
- ITの導入などにより、業務の効率化・改善に取り組む
- 職員間の対話を推進し、働きやすい職場づくりと職員の定着を目指す
看護部組織図
委員会組織図