形成外科2024/07/23

陥入爪、巻き爪について

陥入爪 深爪することにより、爪のわきにできた棘が皮膚にくい込み、腫れたり、膿が出たり、肉が盛り上がってきたりします。
巻き爪 爪が巻いて、爪の両脇がくい込みます。立つ、歩く時のゆびへの力の入れ方が原因となります。

自分で出来る対策

歩く時にゆびに体重が乗っているか感じてみて下さい。実は7割の人が「浮き趾(ゆび)」といって体重が乗らない状態で歩いているようです。

深爪しない。
爪の白いところが残るようにし、爪の両端を切り落とさないように。
爪を伸ばす。棘の部分がのびてくい込まなくなれば治癒します。
腫れがひどかったり、なかなか治らない場合は、一度診察を受けて下さい。

治療

爪の棘をシリコンのチューブでカバーして棘がくい込まないようにし、爪をのばします。
巻いている爪を矯正する『巻き爪マイスター』という器具を使用した矯正治療を行っています。
また、『リネイルゲル』という外用剤を併用することで強制効果を高めることが出来ます。
※『巻き爪マイスター』『リネイルゲル』は共に自費治療となります。
くい込んでいる爪を部分的に抜きます(部分抜爪)。くい込まれた肉が腫れていたら削ります。
手術によって、くい込む部分の爪が生えないようにします(陥入爪手術)
爪水虫がある場合は、皮膚科での治療が必要です。

 
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