そけい部ヘルニア外来

鼠経(そけい)部ヘルニア外来について

13:30~16:00

受付
13:00~16:00

友松 宗史 金澤 卓 田村 周太

外科のページはこちら

 

鼠径(そけい)部ヘルニアとは?

脚の付け根の所が腫れてくるのが、この鼠径部ヘルニアです。くしゃみをしたり重い物を持った時など、お腹に力を入れた時に出てきます。出てくるものはお腹の中の腸や大網(脂肪)などです。
最初のうちは自然にお腹の中に戻って引っ込んでしまいますが、自然に治ることはなく、段々大きく脱出するようになってきます。
脱出したまま戻らなくなると腸閉塞や腸管血流障害など大変なことになる可能性があり、通常は手術の適応になります。

ヘルニアの種類

ヘルニアには3種類あります。外鼠径ヘルニアと内鼠経ヘルニアを合わせて鼠経ヘルニア、さらに大腿ヘルニアを含めて鼠径部ヘルニアと言います。

手術方法

成人

鼠径部の筋肉など支持組織が緩くなり、脱出しやすくなっています。このため、弱くなった支持組織の補強が必要になります。
以前は周囲の比較的強い組織を縫い合わせていましたが、現在は人工膜(メッシュ)を用いて補強するメッシュ法が標準手術です。
これには、腹腔鏡を用いない「鼠径部切開法」と腹腔鏡を用いる「腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP、TEP)」があります。全身麻酔が必要になりますが、腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術が徐々に普及しつつあり、当院でも年々増えてきています。

PAGEのTOPへ

PAGEのTOPへ

ご利用者別メニュー